
自分の身の回りの事は自分でする。この力は全ての土台、生きる力となります。
毎日の生活の中で「自分で」を大切にしています。
自分の事ができるようになった子ども達は、自主的に「皆のために」動けるようになります。
[もくじ]
・0,1,2歳
クラス 一日の流れ
・3,4,5歳
クラス 一日の流れ
0,1,2歳クラス 一日の流れ
7:15〜 順次登園
登園すると、お母さんと玄関で別れます。じゃんけんをして別れる親子、タッチをして別れる親子…と様々ですが、ここですっきり「バイバイ」と別れることで、園での生活が、気持ちよくスタートします。
お部屋に来たら、荷物を片付けます。かばんの中から、タオル・コップ・連絡帳を出したら、所定の場所に置きます。毎日繰り返すことで、一人できちんと支度が出来るようになりました。



午前中 個人活動
朝の支度が終わった子から、お部屋の中で思い思いの活動をして過ごします。

指先を使って、台紙からシールを剥がしています。

端の穴から順番にリボンを通していきます。
穴をよく見ながら真剣に通しています。

2〜3週間ごとに新しい工作が出ます。
のり・はさみなどの準備から片付けまで自分でやります。

友達と一緒にあそぶこと、ものの貸し借りの仕方などを、
遊びの中で学んでいます。

“そ〜っと そ〜っと”慎重に積み木を重ねています。

お医者さんごっこ、床屋さんごっこ、パン屋さんごっこ など、
ごっこ遊びが出来るスペースもあります。
9:30〜 おやつ
おやつが出ると、お仕事や遊びを終えた人から自らの判断で手を洗い、準備をしています。
中には「いらない」と言って、食べないで遊びに行く人もいます。
どのようにセッティングするかは、子どもの様子をよく見て決めます。
決めたらいつも同じにして、子どもが一人で出来るよう、支えます。


トイレタイム
排出の自立を目指して練習しています。おしっこの間隔が十分開いてきたら、おしっこの時間を記録し、次におしっこの時間になりそうなタイミングでトイレに誘い、トイレでおしっこができた体験を増やせるように取り組んでいます。
外あそび
おやつ・トイレを済ませた子から、晴れている日は外でたくさん体を動かして遊びます。
アスレチックや滑り台・三輪車・砂遊びはもちろん、春にはダンゴ虫探し、秋には木の実や落ち葉を使っておままごと など、季節を感じながら外遊びを楽しんでいます。





11:00〜 2歳児はリズムの時間
15〜20分程、リズム(リトミック)やわらべうた遊びをして過ごします。
リトミックは、ピアノに合わせて走ったり、歩いたり、止まったり、カエルやウサギになったり…。

あぶくたった、にえたった〜♪

皆で電車になって…貨物列車シュッシュッシュ〜♪
11:30〜 食事準備
手洗いをしたあと、2歳クラスは食事の配膳も自分でやります。


こぼさないように慎重に自分の席まで運びます。
食事の様子


食事の片付け
食べ終わった子から食器・エプロン・おしぼりなど使ったものの片付けをします。


12:30〜 お昼寝
お食事のあと、12:30〜14:30を目安にお昼寝をします。自分で掛け布団を広げたら、布団に入り、横になります。
15:00〜 おやつ・お帰り
おやつを食べ終わったら、自分の持ち物をかばんに片付け、帰る支度をします。
そして、皆で歌や絵本を楽しんだら、お祈りをして帰ります。

袋をカバンにいれたら、カバンのファスナーを閉めます。


お祝いのカードをお友達に貰っています。
16:00 降園
16:00〜 延長保育
3,4,5歳クラス 一日の流れ
7:15〜 順次登園
朝の支度をしてから室内に入ります。
午前中 自由活動
室内で個人活動をした後、外遊び(雨の日は2階にあるホール)にでかけます。「自由選択活動の重視」ページにて詳しくご覧いただけます。
自由選択活動




外遊び




10:45〜 お当番活動(食事の準備)
年少〜年長の子ども達で行います。大きい人が小さい人に、何をすれば良いか教えてあげる姿があります。小さい人は大きい人のやっていることを見て、やり方を学びます。
お当番のエプロンは年長、年中、年少クラスで作りが異なります。年長さんは腰のところでリボン結び、年中さんはボタン、年少さんはスナップボタンです。子ども達の年齢に合わせ、やりやすい物を用意しています。


その後、グループ分のおこぼしを入れる紙をセットします。



11:30〜 食事
13:00〜 お昼寝(年少クラスのみ、14:30まで)
年少クラスの秋以降は、お昼寝の有無をお子さんの希望により決めています。
*プール期間中のみ、年中,年長クラスもお昼寝をします
13:45〜 年齢別一斉活動
午前中、縦割りクラスでたっぷり自由活動を過ごした子ども達は、午後になると年齢別に分かれ、それぞれのクラスで45分程度、活動をします。この時間には各行事の話し合いや練習、縄跳びや鉄棒などの運動や、鬼ごっこなどのゲーム、絵本の読み聞かせなど、様々な活動をします。同じ学年同士の絆が深まるこの時間を子ども達はとても楽しみにしています。

行事の話し合いをしています。大人の話をよく聞き、考える力がついています。

2人組を作り、わらべうたで遊んでいます。お友達との触れ合いは、少し照れ臭さもあるようですが、とても楽しそうです。

行事の後、その行事を通して自分は何を感じたのか、自分の思いを文字に起こしています。

絵本の読み聞かせ、平和の園の子ども達は絵本が大好き!

ピアノによるリトミック、ピアノの音に合わせて自由に体を動かして楽しみます。
14:30〜 おやつ
おやつの準備は当番がきまっていません。ですので、気がついて”皆のために”と動いてくれる人が、率先して準備をしてくれます。






ここまでの準備を、大人は手伝わず、気づいた子ども達で協力し合って行っています。
この時、牛乳がこぼれてしまったり、なかなか誰も動かず、準備が全然進まないなどのトラブルも起きますが、子ども達の気づきを大切にし、どうしたら良いのか考え、子ども達だけでどう解決していくのか様子を見守り任せ、本当に必要な時だけ大人が関わるようにしています。
おやつ後の部屋の準備

紙を折って、集めて、ケースにきっちり入れています。

次の日に使う、出席カードに貼るシールを切っています。

その日に使って洗濯したものを干してくれています。
おやつを食べ終わり、自分の支度を終えた子どもたちが自主的に動き、次の日の部屋の準備を行っています。大人に”やってね”と言われてやっているのではなく、気が付いた人が自主的に”皆のために”と動いて行ってくれています。この時間、様々な子ども達の様子を見ることができます。
15:20〜 帰りのあつまり
帰りの会では、手遊びや、季節の歌を歌ったり、絵本の読み聞かせの他、工作の作り方の紹介や、わらべうた、線上歩行や劇あそび等、様々な活動を行います。
帰りの会の最後には、みんなでお祈りをします。体調を崩して休んでいる人や、自分たちの心と身体の健康、世界中で困っている人のために祈ります。

年長〜年少クラス、それぞれ1日ずつ紹介することで、じっくりやり方を見ることが出来、小さいクラスの人は大きいクラスに憧れの気持ちを抱いているようです。

実際に作ったコマを使って、お帰りの会の時間に、みんなで遊ぶこともしています。この活動は”より良い物を作ろう”と子どもたち同士の良い刺激にもなっています。

誕生日を迎えた子がいた日には、クラスのみんなでお祝いします。誕生から今までの話を担任から聞いたり、誕生カードやお友達からのプレゼントをもらったり、主役の子も他の子も幸せな気持ちになります。