平和の園保育園では”自分のことは自分でする”ということを大切に、私たち大人も子ども達と関わっています。
自分のことは自分でするということは=(イコール)生きる力を養うこと へとつながっていきます。
朝の支度を例に、どのような順序で朝の支度をしているのか、そして、私たち大人はいずれ目の前のお子さんが”ひとりでできるように”どのような関わりをしているのかをご紹介したいと思います。
朝の支度の手順
- かばんをおろし、コートを掛ける
- かばんから手拭きタオルを出してタオル掛けに掛ける
- コップ袋からコップを出す
- 帳面を出す
- かばんをかばん入れに入れる。この時、かばんのヒモはしまう。
ここまでの手順を毎朝しています。サッとできる人もいれば、この支度に15分〜30分かかる人もいたりと、子ども達の姿は様々です。
この支度を初めて行うお子さんと関わる時は、まずやり方を丁寧に教えます。この階段を飛ばさずにきっちり丁寧に関わる事により、後に1人で出来るようになっていきます。そして、少しずつ手を引いていき、自立へと導いていきます。
また、支度のやり方がいつも同じということも、子ども達の自立の助けとなります。せっかく1度覚えたのに、大人の都合でやり方をコロコロ変える…これでは、いつまで経っても習慣がつきません。子どもが動きやすい順番を考えて、毎日一定にすることがとても大切です。
更に、子どもの手の届く場所、いつも同じ場所に同じものがあるように、環境を整えること、これもとても大切です。
まとめると…
- まずは”教える”ということから始める
- いつも手順は一定
- 環境を整える
この3つのことを意識しながら子ども達と関わっています。
(そらほし便り)